英名/和名/別名 | ケイソウ土 Diatomaceous earth Kieselguhr;Diatomite |
化審法化学物質 | 対象外 |
CAS番号 | 7631-86-9 (乾燥品)61790-53-2(焼成品)91053-39-3(融剤焼成品)68855-54-9 |
GHS分類ID番号 | H27-A-041/C-112A_P[厚・経・環27年度、61790-53-2(未焼成)(非焼成)] H27-A-043/C-114A_P[厚・経・環27年度、76-31-86-9] |
性状 | ●ケイソウ殻からできている軟質の岩石あるいは土塊 ●非結晶質 ●1,000℃以上で焼成するとその一部がクリストバライトにかわる ●融解温度は1,200〜1,400℃ ●精製品は用途別に各種、規格に製造されているもので、粒度も各種のものに分類 ●品種によりソーダ分を2%以上含むものがある ●物理的性質=気孔度約89%、カサ体積160〜320㎏/m³、硬度(モース度)4.3〜6.6、真比重2.12〜2.31 |
規格 | 食品添加物公定書 |
用途 | 沪過助剤(医薬品、水処理、砂糖、水アメ、しょう油、ラッカー、ペイント、溶剤、機械油、純植物油、石油精製用、酒、ビール、シロップ類、ビタミン、ゼラチン、グリセリン、セルロース、レーヨン液、染料、酸類、合成樹脂など)、充てん剤(製紙、ゴム、塗料など)、その他窯業、コンクリート、印刷インキ、農薬乳化剤、ペンキ、ニスエナメル、製薬、金属研磨用、レーキ、顔料用、保温保冷用 |
製法 | ケイソウ土原土を粉砕し、用途別に精製し、粒子の大きさを空気分級機で分けて製品化。 乾燥、焼成、酸処理、再粉砕、ふるい分けなどの諸工程を適当に用いる。 |
取扱注意 | (焼成品および融剤焼成品)乾燥保管。 保護具:呼吸用保護具、保護手袋、安全ゴーグル |
毒性 | IARC3(7631-86-9)および(68855-54-9)。許容濃度第1種粉じん0.5㎎/m³(吸入性粉じん)、2㎎/m³(総粉じん)。皮膚への暴露は乾燥、かゆみなどを生じることがある。 吸入した場合、新鮮な空気の場所に移し安静に。目や皮膚についた場合、多量の水で洗い流す。 |
適用法規 | 化審法 第8条届出不要物質。 |