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農業サンエスカル施用比較試験 ほうれん草 その22019年 10月31日

先日掲載致しました、ほうれん草の測定結果を本日は更新したいと思います。

<おさらい>
①サンエスカル施用区
9月10日定植。サンエスカル粒状開発品施用(量は不明)
10月28日収穫。比較用10本採取。



②対照区
9月10日定植。苦土石灰施用(量は不明)
10月28日収穫。比較用10本採取。



それでは施用区と対照区をそれぞれ見ていきましょう。

まずは施用区




次に対照区




●施用区平均値
大きさ(根から葉先まで)49.15cm  根のみ11.59cm
・最大56.5cm 最小45㎝(根から葉先まで)
・最大17cm  最小8.2cm(根のみ)

総重量42.87g  根のみ1.58g
・最大52.5g  最小25g(根から葉先まで)
・最大2.8g   最小0.5g本(根のみ)

●対照区平均値
大きさ(根から葉先まで)39.59cm  根のみ10.19cm
・最大44.7cm  最小34.5cm(根から葉先まで)
・最大15.6cm  最小4cm(根のみ)

総重量29.74g  根のみ0.83g
・最大52.4g  最小13.6g(根から葉先まで)
・最大2.2g   最小0.2g(根のみ)

平均の大きさで10㎝の差があり
平均の重さでは13gの差が出ました。
葉数は両方とも平均9.1枚 ※子葉のような小さな葉はカウントしていません。


ここから私見となります。

現在様々な生産者様に試験して頂いているサンエスカル(硫酸カルシウム)。
施用区では、重量、大きさともに上々であることは間違いありません。
生育期間の長いキャベツや玉ねぎでも同じような結果が出ております。

勝手なイメージですが、

土を固くしない → 保水性のある土になる → 根が張る道が塞がれない → 根張りがよくなる →
→ 肥料や必須要素、中量、微量要素を含んだ水を吸い上げやすくなる → よく育つ(大きく生る)

こんな風に感じます。

ただ、デメリットというか、pHを変えない資材であるために
土質、生産物によっては他の資材によるpH調整が必要になります。
カルシウム欠乏症に対しては効果的だが、その他の細菌系(カビ類)による病気
食害に対しては、作物が元気になる分、活発化するのかもしれません。

やはり硫酸カルシウムは土壌改良材である。この点につきます。

そこには土に由来する植物への影響はあっても、そこから派生する
虫・病気に対する耐性は無いのかもしれません。
※あくまで私見です。まだ確定材料はありません。

そう考えると、この資材、まだまだ奥が深く、研究、改良の余地が多々あるのだと思います。
私の中では「もっとこうしたい」「こんな資材にしたい」「こういう役割を持たせられないか」と先のことばかりが思い浮かびますが

「今現在あるもので、どこもやれないようなことをしたい」←ある取引先様社長と面談した時に仰っていた言葉を引用しています。

そう感じます。

サンエスカルがリリースされ1年半。
もっともっと多くのことを勉強していきたいと感じました。
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